ここでは蓄積後すぐにPAorテクが命中しているものとして計算します。
S4:累加追撃について
累加の効果の前に、単純な例として10秒のうち5秒に追撃が与ダメの10%発生する場合、
5÷10×0.1=0.05
で、10秒間のうちでは+5%の火力アップとなります。
10秒間の与えたダメージの半分である5秒間のダメージに対して威力+10%なので全体で見ると5%。これは、10秒間与えてるダメージがだいたいずっと同じ場合ですので、蓄積される5秒の部分に対してだけ特にダメージを出す工夫をすると、全体の10秒として見た場合はもっと火力アップしていることになります。
(逆に蓄積中にふっ飛ばされるなどしてダメージをあまり与えられなかった場合は残念なことに・・・)
これをS4:累加追撃に当てはめます。
累加の効果は、PAかテクニック命中時に蓄積を開始しはじめ、そこから4秒間の与ダメージ量に応じて、次に命中したPA・テクニックに、さきほど蓄積したダメージの30%の追加ダメージが発生するというもの。追撃ダメージの上限は25万で、リキャストは10秒。追撃ダメージは無属性部位倍率の影響を受け増減し、1.15倍以上なら1.0倍になる。
蓄積部分は複数のエネミーに与えたダメージを蓄積するが、追撃自体は敵単体に発生。
上限へは4秒間の間に約83万ダメージ与えると引っかかるのですが、これは考えずに単純計算だと以下のようになります。
4÷14×0.3=0.0857142857142857............
14秒間平均的に同じ程度のダメージを与え続けた場合は、14秒間に対して約8.57%の火力アップをしている計算。
ひとまず威力8.57142857142857%アップとしてシミュってみます。
シミュ
累加イクスを4秒(+追撃)使ったら10秒以上は光跡に持ち替えて運用ってしてる方も見かけたので一応。
ですがイクス累加をもちっぱなしでも光跡より平均火力は出ているようです。光跡の平均火力は、まぁ光跡発動時と未発動の間ではあるので。
どんな場面に強い?
- 追撃は単体に対して発生するため、対ボスに対して効果を発揮するSOPだと言えるでしょう。
- 10秒程度であれば移動中にリキャストが明ける事も多いので、「移動も多いがある程度耐久の高いボスが頻繁に出現する」場面で特に力を発揮すると思います。具体的には最近のフリーフィールドや季節緊急のUHのような場所でのボスでしょうか。
- 追撃をうまいタイミングで利用出来れば瞬間火力として使えるので、例えばUHソロ徒花のダブルの部位破壊スキップ(※ロケキャンと呼ばれてるもの)などに利用できます。こういうところでうまく使えたらDPS以上の効果がありますね。
どんな場面に弱い?
- 追撃は単体に対して発生するため、上記シミュほどの火力アップ効果は、実際には対雑魚戦ではほとんど期待出来ない(1体に対して追撃で先に倒したとしても、他が残るので処理時間は変わらない事が多い)です。
- 部位倍率の耐性の影響を受けてしまうので、追撃だけ耐性の高い部位に当ててしまうと損になります。
- 蓄積中、蓄積の上限を激しく超えて瞬間火力を出していたり、カンスト制限のあるクエスト(99万9999ダメージ)で元々カンスト付近の大ダメージ(75万以上)を与えている時に追撃が発生する場合は制限を超えた分は無駄になってしまいます。
- 追撃という性質上、追撃を与えるのに4秒以上ラグがあるわけなので、無駄になりがちです。
まとめ
- 対ボスならイクス累加がシオンを上回る
- 追撃は単体に発生するため雑魚には完全に不向き
- 上限など例外も多いのですべての環境でこうなるわけではない
- 雑魚戦には光跡シオンが強い
- 場面、用途を選ばずクセなく使えるという部分では光跡シオンに軍配
間違えてるところがあるかもです!ではでは(`・ω・´)ノシ