この記事は、2020年9月25日トーキョーゲームショー2020オンライン内で放送された、セガ・アトラス公式配信番組【セガアトラスTV】内で紹介された、「ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス(PSO2:NGS)」の最新情報をまとめた記事となります。
『PSO2:NGS』公式ナビゲーター「ヒロアライ」
PSO2 ニュージェネシスにおいて「ナビゲーター」とは、PSO2をたくさんの人に楽しんでいただけるよう情報をお伝えしたり、開発とプレイヤーの皆さんをつなげていく活動を行なうなど、このゲームをより良い方向にナビゲートし、盛り上げていく立場。セガ社員だが、開発スタッフではない。
プロデューサーは誰?
PSO2:NGSは、『PSO2』の最新作でありながら超大型アップデートという立ち位置ですので、現時点での情報ではプロデューサーは酒井 智史さんが続投すると思われます。
ゲームクライアント内のクレジット表記で、以下内容が公表されていました。
- シリーズプロデューサー:木村裕也
- ブランドディレクター:酒井智史
おさらい
『PSO2:NGS』とは?
「ファンタシースターオンライン(PSO)」は2020年12月でシリーズ20周年。現在、正当後継作に当たる「ファンタシースターオンライン2(PSO2)」が稼働中で、2021年の超大型アップデートにより「ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス(PSO2:NGS)」として、生まれ変わります。
『PSO2:NGS』の特徴①
ニュージェネシス(NGS)は、世界観、ゲームシステム、グラフィックエンジン、キャラクタークリエイトが一新され、初めてPSO2シリーズをプレイしていただく方にも安心して楽しんでいただける、シリーズ最新作となります。
旧PSO2から1000年後の世界を冒険する、オープンフィールドを舞台とした新体験のオンラインRPGで、爽快なアクションバトルが特徴的です。
『PSO2:NGS』の特徴②
旧PSO2とPSO2NGSは、1つのゲーム内に共存し、同じキャラクターでどちらの世界にも自由に行き来することが可能です。
そのため現在PSO2を遊んでる方はもちろん、過去にプレイされていた方にも再び本作に触れていただける機会になると考えています。
すべての要素が「基本プレイ無料」ですので、全世界のゲームファンの皆さんに是非注目していただきたいタイトルです。
新情報【Introduction】
Part1.キャラクター/種族
ニュージェネシスでは進化したグラフィックエンジンにより、キャラクターモデルのスペックが大幅に向上し、より自由度の高いキャラクタークリエイトを楽しめます。
キャラクタークリエイトで選べる種族は4種族。
人に近い見た目のヒューマン。
とがった耳が特徴的なニューマン。
機械の身体が特徴的なキャスト。
また、今回映像では紹介できていませんが、角やオッドアイが特徴的なデューマンも居ます。
Part2.オープンフィールド
PSO2シリーズのコンセプト「無限の冒険」が更に進化し、ニュージェネシスではMOとMMOの良さをハイブリッド化することで生まれたオープンフィールドを舞台に、広大な世界を冒険することが出来ます。
今回紹介できるのは「草原」や「森」だけですが、更に進んでいくともっと大きな環境の変化もあります。
旧PSO2では1つ1つのエリアがそれぞれ独立して閉じられた空間になっていました。
しかしPSO2NGSではエリアとエリアはシームレスに移動可能で、世界の繋がり、広がりを感じながら冒険することが出来ます。
更にアップデートによって行ける場所がドンドン広がっていき、最終的には目に見える場所全てに、自分の足で行くことが出来るようになります。
ゲームにログインすると、数百人が集まることの出来る「ロビー」に当たる街からスタートしますが、そこから、シームレスに冒険エリアに移動出来ます。では移動していきましょう。
冒険エリアはある程度の広さごとに、セクションという単位で区切られています。セクション間もシームレスに移動可能です。
同一セクション内で遊べる人数は、最大8人までとなっておりますが、シームレスに移動していく中で自動的にマッチングが行われるため、多くのユーザーさんと「一期一会」の出会いと冒険を楽しむことが出来ます。
また、リアルタイムにオープンフィールド上の時間が進み、昼夜が変化したり、天候も変わっていきます。
時間や天候により様々に変化するフィールドで戦闘や交流を楽しめます。
新たに追加された2種類のアクション
オープンフィールドを楽しむためにニュージェネシスで追加された新たなアクションを紹介します。
ダッシュ:回避アクションから移行出来るアクションで、高速で移動することが出来ます。ダッシュ中は2段ジャンプの高さが上がるなどの効果もあるので、オープンフィールドを自由に駆け回るのに役立ちます。
グライド:高所から移動する際に有用なアクションです。キャラクターが高所からゆっくり降下していくアクションとなっているので、より遠くに移動することが出来ます。
回復アイテム
回復アイテムは、ショップ購入など事前に準備するものではなく、フィールドで入手したものを使用する事になります。回復性能ごとに複数あった回復手段も、1つに統一されます。
さらに、移動や戦闘中に足を止めなくても、好きなタイミングで回復する事が出来ます。
フィールドにある「レスタサイン」というオブジェクトを入手する事で、回復出来る回数が増えるので、移動中に探して入手してみてください。
Part3.アクション
PSO2では、戦闘スタイルごとにクラスと呼ばれる、いわゆる「職業」を選ぶ事が出来ます。
今回は基本となる「ハンター」、「レンジャー」、「フォース」の3種類のクラスを紹介します。
ハンター
ハンター(Hu)は、近接武器を使用して戦う、攻撃・防御ともに高い性能を誇る、バランスのとれたクラスです。
今回はHuの装備武器「ソード」のアクションについて紹介します。新規で始める方にはおすすめの武器です。
ソードは、雑魚エネミーとの集団戦、ボスとの戦闘のどちらも対応できる万能な武器です。
通常攻撃と、フォトンアーツ(PA)と呼ばれる必殺技を使い分けて戦う点はこれまでと同様です。
通常攻撃
NGSでは通常攻撃が最大5段まで発生し、5段目はPA並に威力が高くなっています。
武器アクション(ガード)&カウンター
ソード専用の武器アクションとしてガードが可能です。エネミーの攻撃から身を守る事が出来ます。
ガードをした後、通常攻撃ボタンを押すとカウンター攻撃として、通常攻撃の5段目をすぐに出す事が出来ます。相手の攻撃を上手く生かした攻防一体の戦闘を楽しめます。
また、NGSではジャストアタック(JA)がありません。JAに囚われず、アクションを楽しむ事が出来ます。
レンジャー
レンジャーは遠距離からの銃撃による戦闘とPT支援が得意なクラスです。
レンジャーの装備武器「アサルトライフル」のアクションについて紹介します。
アサルトライフルは、エネミーとの適性距離を維持することで高いダメージを出す事が可能です。映像では、旧PSO2と違う点として「近すぎてもダメージが減衰」するようでした。
武器アクション「スライドショット」:エネミーとの距離を調整しながら攻撃するのに有効なアクションです。このアクションで適性距離を維持しつつ攻撃を行いましょう。
また、今作も肩越し視点に切り替える事が可能です。プレイヤーとカメラを同時に操作して、様々な場所に攻撃出来ます。
TPSやFPSが好きな方におすすめです。遠距離攻撃しつつ仲間を支援できるので攻守両方楽しみたい方はこの武器が良いかも。
フォース
フォース(Fo)はテクニックと呼ばれる、いわゆる魔法のような遠距離からの属性攻撃が得意なクラスです。
Foの装備武器「ロッド」のアクションについて紹介します。今回は炎属性と氷属性のテクニックについて紹介します。
まずは炎属性のフォイエから。フォイエは高いダメージを与えるシンプルなテクニック。
今作では、ノンチャージとチャージでテクニックの性能が変化するようになっています。
ノンチャージフォイエ
チャージフォイエ
フォイエはチャージしない場合は直線に炎の弾を飛ばしますが、チャージすることで対象としているターゲットの周囲にダメージを与えるものに変化します。
ノンチャージバータ
続いて氷属性のバータです。氷属性のテクニックは、チャージをしないで打つと氷の結晶が発生して、これを溜めた状態でチャージバータを当てると結晶の状態に応じて大ダメージを与える事が可能です。
何度かエネミーに攻撃を当てる事で、氷の結晶のようなマークが付与される。
さらに何度か当てる事で、結晶のマークが強化される。
チャージバータ
(PSO2ではイル・バータのような状態に近いイメージ。他プレイヤーと共有されるかは不明)
通常攻撃・武器アクション
通常攻撃は遠距離から弾を飛ばして攻撃出来るので、常に遠距離を維持して戦闘が可能です。
ロッド専用の武器アクションは、ソードのガードに似た性能となっており、その場で攻撃を防ぐ事が可能です。
これらは旧PSO2でも有った武器ですが、今作からダッシュやグライドが追加されるので、より立体的なアクションが可能になります。
Part4.探索セクション/ギャザリング
次に、冒険エリア内に存在する2種類のセクションについて紹介します。冒険エリアはシームレスに繋がる複数のセクションにて構成されています。
さらにそのセクションには、素材集めがメインとなる探索セクションと、エネミーとの戦闘がメインとなる戦闘セクションの2種類が存在します。
探索セクションでは、様々な手段にて冒険の役に立つ各種素材の入手を楽しむ事が出来ます。
例えば果物は木の上になっているので、ジャンプをして入手出来ます。このように、自然環境から素材を入手することを通称ギャザリングと言います。
ニュージェネシスの世界には、テイムズと呼ばれる、野生動物のようなエネミー種が存在します。
このテイムズを倒す事によっても素材を入手出来ます。テイムズは強くはありませんが攻撃をすると逃げていくので、しっかり攻撃を当てないと倒す事が出来ません。
探索セクションで手に入れた肉や果物などの素材は、プレイヤーを一時的に強化するための料理を作るのに使用できます。
Part5.戦闘セクション/マルチプレイ
PSO2NGSの回避アクションについて
ニュージェネシスでは、全ての武器の回避アクションがステップに共通化(統一)されています。
また、ステップをしたあとに通常攻撃を使用することで、ステップアタックが発動し、素早く攻撃に移れます。更に、敵の攻撃を回避したタイミングでステップアタックを行なうと、強力なカウンター「ステップカウンター」が発動します。
本作では、アサルトライフルでもステップカウンターを発動することが可能です。先程の武器の紹介でもありましたが、ライフルでは適正距離を維持することで高いダメージを出すことが出来ます。
これによって本作では足を止めて戦闘することなく、常に高い機動性を保ちながら戦闘することが重要となってきます。
戦闘セクション
戦闘セクションは、エネミーとの戦闘を、他のプレイヤーと一緒に純粋に楽しむ事が出来る場所です。
戦闘セクションでは、エネミーがランダムに出現しますが、黄色いマークにEの文字が入った目印のところにエネミーが居ます。これらを目標に向かっていく事で、他のプレイヤーと一緒に足並みを揃えてプレイ出来ます。
エネミーを倒しているとトライアルという、PSO2で言う「インタラプトイベント」が一定確率で発生します。トライアルが発生している場所には青い◆にTの文字が入ったマークが出るので、そこを目印に向かいます。
敵エネミー
DOLLS(ドールズ)
フワン
フワン:ドールズの中で最も小さい。遠距離からの攻撃が得意なエネミーなので、距離を詰めて倒します。
ペダス・ソード、ペダス・ガン
ペダス・ソード、ペダス・ガン:大型のドールズ。フワンよりも強力なエネミーです。こちらのほうが数という点で勝っているので、プレイヤー同士協力して戦闘を進めると有利。
ゴロロン
ゴロロン:正面から攻撃しても、攻撃が弾かれてしまうので、後ろに回って攻撃をしてみましょう。このようにエネミーごとの弱点や特徴を見極めて戦闘することが重要となります。
また、フォースのテクニックなどで、弱点属性による攻撃を行なうと特殊なダウンをとらせる事ができます。
最初の配信で出現するドールズは「氷弱点」が多いため、バータを使って倒してみます。バータを使用して一定ダメージを与えると、エネミーが凍ったような動きをとることがあります。これはエネミーごとに用意された「属性ダウン」というリアクションです。
上手く弱点属性を突くことで、チャンスを作ることが出来ます。
ゴロロンは最初後ろのコアしか弱点がないけど属性ダウンによるものかお腹へのダメージ蓄積か分からないけどお腹も弱点化するみたい pic.twitter.com/ULE4Mwwpm1
— まかぽ@PSO2ブログ (@makapo_pso2) September 27, 2020
ドッツ
ドッツ:超遠距離から、プレイヤーを狙撃してきますが、首の後ろにある弱点を狙う事で素早い撃破が可能です。エネミーの弱点や特徴を見極めて戦闘することが重要です。
ドッツくんはPSO2NGSのカルターゴ枠って感じかな
— まかぽ@PSO2ブログ (@makapo_pso2) September 27, 2020
後ろ足を壊して登るか直接ジャンプで乗って首の後ろのコアを殴る pic.twitter.com/h3kTrUEQhE
ナグルス
ナグルス:ボスエネミー。両腕による攻撃と、機動力の高さが強力なエネミーです。近距離の戦闘が得意なエネミーですが、ステップカウンターやガードからのカウンターが比較的取りやすいのが特徴です。
ライフルによる遠距離からの攻撃も有効です。ただし時々衝撃波による攻撃や、遠距離からの飛びかかり攻撃などを行なってきます。
一定量ダメージを与えると「怒り状態」になります。前半よりも更に激しい攻撃をしてくるので注意が必要です。
ナグルスも属性ダウンをおこす事が可能です。属性ダウン中に一気に畳み掛けましょう。
アルターズ
リザド
リザド:ドールズの他にも、アルターズという種族のエネミーが存在します。この、リザドと呼ばれるアルターズは小型ながら、状態異常を得意とするトリッキーなエネミーです。
最後に
最後に、ニュージェネシスでのPB(フォトンブラスト)を使用と思われるシーンが最後に映っていたので紹介します。
— まかぽ@PSO2ブログ (@makapo_pso2) September 25, 2020
ソードでは、強力な解式PAのようにも見える攻撃が発動していました。
PSO2NGSの最新情報や、クローズドβテスト開催日・正式サービス稼働日などの最新情報はこちらにまとめています↓